1982-03-27 第96回国会 参議院 予算委員会 第16号
○説明員(吉井浩君) これは国鉄業務の特殊性ということで戦前からございまして、代表的なものは機関車乗務員、SLの乗務員でございます。これの機関助士、これは非常に危険と申しますか不健康な業務でございまして、これについて特例が認められております。
○説明員(吉井浩君) これは国鉄業務の特殊性ということで戦前からございまして、代表的なものは機関車乗務員、SLの乗務員でございます。これの機関助士、これは非常に危険と申しますか不健康な業務でございまして、これについて特例が認められております。
また、実際の妨害行為というような問題につきましては、金沢等におきましてそういった列車の運行中に二十名ぐらいの人たちが、運転をしている機関車乗務員に押し寄せてきてつるし上げるというような行為も一部ございましたけれども、今回の場合はそういうことで列車の運行ができなかったというよりか、現実には運転を休止をせざるを得ないという、当局側の運行がそういうふうになったんではないか、こういうふうに私どもは考えております
それはいま和田先生が、乗務員にそういうことをさせるんじゃなくてお互いの立場でやれということは、機関車乗務員にほんとうに線路、信号については絶対安全だということを信頼関係で確立できるような体制がないからじゃありませんか。ないから事故が起きているじゃありませんか、現実に。一昨年は五人死んでいる、ことしになって二人死んだ。幸い貨物列車であったから、あなたの首がつながった。
そういうのに重点があるのではないかと思いましたところが、そうじゃなくて、たとえば機関車乗務員の労働条件とか、あるいは車両の安全とか、あるいは踏み切り施設の整備とか、あるいは合理化反対だとか、基本的な、この前国鉄再建法を論議しましたときに、われわれが提起した問題がいま紛争の重点的なものになっている。 その中には、たとえば過去のマル生の残滓もあります。
たとえば機関車を掃除する作業とかありますが、これはそれをやりますことによって機関車乗務員の訓練を昔はしておったわけです。非常によごれる仕事でありますけれども、いまそういうものはなかなか入ってまいりません。
したがって、もちろん、たとえば機関車乗務員の一人乗務など、ずいぶん御迷惑をおかけいたしましたが、一応形としてはきちっと合理化としての話をつけてやった問題でございまして、合理化については、やはりこれは労働条件でございますので、あくまで組合と話をして、話の済んだものからやっていくというたてまえはくずしておらないつもりでございます。
○阪田説明員 踏切警報装置につきましても、鶴見事故が起こってから現地につけたものでございますし、あるいは機関車乗務員がやりました信号炎管にいたしましても、鶴見事故以後、列車その他に設けたものでございます。それから、現地点に限らず、広く、ATSにつきましても、その後に昭和四十一年末までにつけたものでございます。そういうものが総合的に働いたものと考えております。
今度の事件は非常に不幸にして第一の機関車乗務員の事故と第二の常磐線の下り電車の事故と第三の常磐線上り電車の事故とこの三つが数分の時間をおいて発生したわけでございまして、第一の事故につきましての過失責任、第二の事故につきましての過失責任、これは今回明らかになったわけでございますが、それ以外の第三の上り電車の関係者あるいは三河島あるいは南千住における職員の責任等はすでに高等裁判所で落着したものもございますれば
そういう大きな事故がございましたときは別でございますが、保線と電気、電気の感電でなくなる職員あるいは保線の職員あるいは駅の職員で構内で車に触れる、いわゆる触車でなくなる職員、必ずしも年によって一定いたしておりませんが、残念ながら殉職の多いのは、大体保線、それから電気、駅、それから最近、実は昨年でございましたが、たまたま機関車乗務員が五名でございましたか、災害あるいは事故等に遭遇いたしましてなくなっております
乗っておりました乗務員は、機関車乗務員が三名、列車乗務員が車掌を入れまして八名、公安職員が二名、合計十三名でございます。 私は事故発生後直ちに現地に参りまして、もっぱら、なくなられた方の弔問とけがをして入院しておられた約五百名の方々のお見舞いに伺ってまいりました。 事故発生の翌日には、大体御遺体は全部郷里のほうへお引き上げになりまして、いまは地元には御遺体は一体もございません。
そうして、あの車には消火器が六本か七本乗っておりましたので、機関車乗務員の持っておる、機関車に乗せておりました消火器まで実は持ってきております。そしてあの機関車乗務員がすぐ現場へ——食堂車へ来ておりましたので、そこで車掌と打ち合わせして、とにかく消そうという話をしたように聞いております。それで、それじゃあ消火器全部集めろということで、機関車まで取りに行って戻ってきた。
機関車乗務員は三人。これは先ほど冒頭に申し上げましたが、車掌が一人、機関車乗務員が三人。それから列車ボーイが四人の、荷物扱いが三人。
乗っておりました乗務員は、機関車乗務員が三名、それから車掌、その他乗務掛が八名、鉄道公安職員が二名、合計十三名でございました。これは寝台車がございますので、非常に乗務員の多い車でございます。なお、食堂車は大阪を出ましてから二十三時まで営業いたしておりました。
したがって死んだ作田機関士を含めましての五〇一列車の機関車乗務員には、一切、私は間違いがないと。もし間違いがあれば、これは非常にたいへんな死者に対する失礼に当たると、私はそういうふうに確信いたしております。
また、そのとき総裁は、国鉄が赤字で、危機状態におちいったのは、昭和三十九年以降だ、機関車乗務員問題で、年間十数回のストを頻発し、そのような反省の中から自然発生的に生産性向上運動というのが起きてきて、四十四年、四十五年から生産性運動が国鉄の内部で強くなってきた、で、私としては、純粋に国鉄に対する愛情、こういう面から見ても、国鉄の職員にそのような国鉄に対する愛情あるいは国民に対する誠実なサービス精神を振
その後、昨年すなわち昭和四十六年のたしか二月の十日ごろだったと思いますけれども、御記憶のとおり、東北線の西那須野の付近で機関車乗務員がめいていいたして、寝てしまいまして、そして列車が逆行いたしたことがございます。そして後続の列車にぶつかりましてけが人を相当出しました。
たまたまそのころは御承知のとおり、機関車乗務員の一人乗務の問題で年間に十数回ストライキ類似の行為があったというふうなことで、非常に世論のひんしゅくを買い、また世論から非常にしかられたわけでございまして、それらに対しまして国鉄を再建しなければならないという運動が起きてきたわけでございます。
○山田説明員 合理化の案件はもう非常に過去にさかのぼりましても多うございますし、ごく最近では、御記憶に新しいかと思いますが、機関車乗務員の一人乗務の問題で、一昨年国民の各位にたいへん御迷惑をかけるような事態まで起こしました。したがいまして、それと同じような内容の合理化案件が今後出てくると思います。
実は、いままでの一番大きな問題は、機関助士を廃止して機関車乗務員を一人にするという問題で、これは数回にわたってストライキという形で世間に非常に御迷惑をかけた一つの問題でございましたが、これもおおむね片づきまして現在実行中でございますけれども、今後も小さい面でいろいろ機械化していかなければならない面が出てまいります。
ところが実際現場で働いておる国鉄の職員の気持ちからいえば、事故のあった場合等を考えるときには、二名乗務を一名にするということは安全の点から考えてもこれはたいへんなことだ、そういう論争がありまして、この東北線の問題については一名であったと私は記憶しておるわけですけれども、これが万一機関助手が乗っておりまして、機関車乗務員が二名乗っておったとするならば、この事故は防げたのではないかというふうに私は考えるわけでございます
昨年御迷惑をかけましたEL機関車乗務員の問題も一応片づきまして、一応部内的な合理化につきましても相当テンポが調子よく進んでおります。したがっていま、これからあとは部内の方々の御協力を願う点でいろいろ御無理も申し上げますが、私どもといたしましては、できるだけこの再建の線に沿って、からだを張ってやってまいりたいと思っておりますが、しかし非常に私どももむずかしいと思っております。
そういう努力もいたしますが、それからいま御指摘ございました、具体的なこういう万一事故が起きた場合、機関車乗務員、あるいは車掌がどういうことを第一にすべきか、それに引き続いてどんな措置をとるべきか、いろいろ御指摘がございましたが、これらの措置も、やはり不幸にして起きた事故を大きくしないという努力につながるものでございまして、助士がいたほうがよかったのか、いなくてもよかったのかという具体的な御意見がございましたが
それから、機関車乗務員の場合も防護手配がまず第一でございます。この場合には、この機関士は機関車の屋根につけております発煙筒でまず第一の防護をいたしまして、それから機関助士に上り線に対する防護を命じたわけでございます。その防護手配をとり終わりました後にやりますことは、お互いの連絡も必要でございますが、この場合には車掌は三島、函南の駅のほうへの連絡をしております。以上でございます。
○説明員(一條幸夫君) 先ほどは車掌を中心にして申し上げましたので、機関車乗務員のことについては御説明が足りなかったのですが、反対線の防護につきましては、先頭にいる機関士か機関車乗務員がやる、当然やるわけでございます。一番最初に申しましたように、機関車についております発煙信号を一番最初に、これは列車がとまります前にすでにたいております。
これは政務次官の言われましたように、作業から申しますれば、機関車乗務員という非常に複雑な、体力を要する作業から、電気機関車乗務員、ディーゼル乗務員という簡単な仕事になり、また重労働でもなくなるということが一つの省力化と申しますか、近代化の第一点でございます。 それから、やはり近代化の第二点の大きな問題といたしましては、いま全国的にやっております自動信号というのがございます。